『空中飲茶飯店 下』

空中飲茶飯店 下 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
かまた きみこ
402213111X

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温室効果ガスによる地球温暖化がすすんだ近未来。
以前の自然環境を取り戻して高級茶葉と高度な技術を武器に世界の財閥と渡り合う中国を舞台に、茶運人の若者と人質として軟禁される客人たちの交流をえがく、SFファンタジー。

いやー、この話はよかったです。すっきりと上下二冊でまとまっているところも嬉しい。
上巻を読んですぐに下巻が購入できたのは幸運でした。
おなじように地球温暖化がひとつのテーマだった池上永一『シャングリ・ラ』を読んだ直後だったことにもなにか関連性を感じてしまいます。
ぜんぜんテイストは違うんですけど、やはり創作は現実から生まれるものなのだな。

惜しむらくは、はじめにこころを捕らえられた描線の美しさがストーリーが進むに連れてしだいに減じていかなければなあと。
スケジュールが詰まってきたのかもしれないけど、最期まで緊張を保った描線で読みたかった、デス。

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