『銀の騎士 金の狼 新たなる神話へ』

銀の騎士 金の狼 新たなる神話へ (講談社X文庫ホワイトハ-ト)
榎田 尤利 北畠 あけ乃
406255917X

[Amazon]

読了。
文明崩壊後の地球を舞台に、旧文明にしがみつくひとびとを管理するエリートと汚染された大地でいきぬくひとびとの抗争をえがく、近未来SFシリーズ。

「神話の子どもたち」シリーズとして四冊、「金の髪のフェンリル」シリーズとして二冊、そしてこんどは「新たなる神話へ」シリーズとなった、一連のシリーズの最後から二番目の巻となります。

この本、予約してから到着するまでものすごく待たされました。途中何度もキャンセルしてやると思いましたが、けっきょくここまでは待ちました。でも最終巻はこの本を受けとってから注文しちゃいました。また半年も待たされたらかなわんと。

とそんなこんなでようやく読めました。
あいかわらず、すごく読みやすい文章。意識せずにすうっと空気のように脳裏に染みこんでくる心地よさです。この相性の良さはなんなのだろう……謎だ。

お話はかなりクライマックスにさしかかってるなあ。あと一冊しかないんだから当然とはいえ、正直言ってもうすこしサラが入ったあとのレジスタンス内のあれこれが書かれるかと思っていたので、ちと物足りないのですが、これが大人の事情というものでしょうか。いきなり核心に入ってきます。

レジスタンスはとうとうメディカルセンターと真っ向から対決する作戦の実行に取りかかっています。
レジスタンスの象徴となったフェンリルとサラのふたりは葛藤を残しながらもみずからの信念にしたがう決意を定めていますが……。
やっぱりメディカルセンターのボス、ユージン・キーツはあなどれねえ、といったところでしょうか。

ユージンの息子エリアスがあっちこっちで悩んでますが、かれはすべてをサラに預けきっているのでむしろ幸せな方じゃないかなあと思うです。

サラが心の故郷とするラコタのひとびとのキャンプが私にも憩いとなりました。『夢の書』にもちょっとだけだけどラコタが出てきたので嬉しかった。わたしの読むものってジャンル違いでもどこかで繋がっているんだなあ(苦笑。

最終巻はどうやら日本が舞台になりそう?
どんなふうにまとまるのか、ちょっとドキドキしています。

「神話の子どもたち」シリーズ
神を喰らう狼 (講談社文庫X文庫ホワイトハート)
榎田 尤利
4062557274

隻腕のサスラ―神話の子供たち (講談社X文庫―ホワイトハート)
榎田 尤利
4062557592

片翼で飛ぶ鳥 -神話の子供たち-
榎田 尤利 北畠 あけ乃
4062557762

おまえが世界を変えたいならば-神話の子供たち- (X文庫ホワイトハート)
榎田 尤利 北畠 あけ乃
406255819X

「金の髪のフェンリル」シリーズ
砂漠の王 金の髪のフェンリル X文庫ホワイトハート
榎田 尤利 北畠 あけ乃
4062558378

生まれいずる者よ 金の髪のフェンリル (X文庫ホワイトハート)
榎田 尤利 北畠 あけ乃
4062558629


「新たなる神話へ」シリーズ
銀の騎士 金の狼 新たなる神話へ (講談社X文庫ホワイトハ-ト)
榎田 尤利 北畠 あけ乃
406255917X

始まりのエデン 新たなる神話へ (講談社X文庫ホワイトハ-ト)
榎田 尤利 北畠 あけ乃
4062559366

Comment

Comment Form

管理者にだけ表示を許可する

Trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)