『付喪堂骨董店 “不思議”取り扱います』

付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います (電撃文庫)
御堂 彰彦
4840235945

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読了。


 この世界には『アンティーク』と呼ばれるものがある。
 年代物の骨董品や古美術品のことではない。
 力ある古人や魔術師が作ったとされる特殊な能力を有した道具や、人間の怨念や自然の霊力が長い時間をかけて宿り力を持ったもののことだ。



そんなアイテムを取り扱うあやしげな店、付喪堂骨董店に事件が次々と持ち込まれるという、幻想ミステリ連作短編集。
店主『アンティーク』ハンター(?)摂津都和子とふたりの青少年アルバイト来栖刻也、舞野咲が主な登場人物です。

収録作品は以下の通り。


第一章 偶然
第二章 像
第三章 記憶と記録
第四章 プレゼント



味も素っ気もないタイトルですな。
あやしのブツを扱っているというわりに文中の雰囲気もかなりあっさりとしておりまして、おどろおどろしさのかけらもありません。
むしろミステリよりで仕掛けとネタで勝負するというかんじのお話が多かったです。だから恐がりの人でも大丈夫。

最後の話なんて、ドラえもんかと思ったよ。
いや、刻也くんのぬけさくっぷりとオチのほほえましさでさ(苦笑。

登場人物の中では咲ちゃんの個性がいちばん立っているかな。黒ずくめの身なりで表情は硬く、かなり世間からずれているという。
はじめからこれはかなり確率高いかなあ、とおもっていたわけですが、やっぱりワタクシ好みのツンデレちゃんでした。

けっこう面白かったのでつづきも借りてみようと思います。
つぎはこれですな。

付喪堂骨董店 2―“不思議”取り扱います (2) (電撃文庫 お 9-5)
御堂 彰彦
4840238863

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