『せまるニック・オブ・タイム フルメタル・パニック!』

せまるニック・オブ・タイム (富士見ファンタジア文庫 92-20 フルメタル・パニック)
賀東 招二
4829132663

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読了。

並行世界を舞台にしたSFミリタリー(ロボット)アクションシリーズ「フルメタル・パニック!」長編の十冊目。全体だと二十冊目。

前作『つどうメイク・マイ・デイ』からたいそう待たされた感があるのですが、この巻の終わりも「ええっ、またこんなとこで終わりですかっ。そんな殺生な~」てことになってます。
あと一冊で本編完結らしいので当然なのだけれど、緊張感と不意をつくような展開の連続。でも確実にストーリーは終わりに近づいていってるなあ……と感慨深さもひたひたとおしよせてくる読後感でした。

戦記物って、脇役の活躍シーンが来るとその人が危ないのよねえ……と独り言。

今回は風呂敷たたみの一環としてウィスパードとブラック・テクノロジー関連の説明がかなり詳しくなされています。ありがとうテッサとレナード。
この説明に至るまでに萩尾望都の『銀の三角』みたいんかなーとかいろいろと推理してみたけれど、わかるってみると今度はどうやってハッピーエンドに持って行くのだろうとちと不安というか。このレーベルでハッピーエンドじゃないということはないですよね?
宗介はチグリスとユーフラテスの岸辺に置いてかれたりはしないと思いたい……(汗。

あとは狙撃手同士の戦いが上質な冒険小説のようで非常にスリルがありました。ううう、カッコイイよ! ○○○!

たぶんこの次は宗介とK氏の対決があるのでしょうな……。

すれ違って会えなかったり会えたのにすれ違ったりの宗介とかなめは、はたしておしまいには同じ方向を見てともに歩いてゆけるようになるのでしょうか。

あー、面白かったけど、面白かったけど、このつづきをはやく読ませてくれ~~というのが本音です。
続刊を切にお待ちしています。お願い。

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