『ぶたぶたのいる場所』

ぶたぶたのいる場所 (光文社文庫)
矢崎 存美
4334740952

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読了。

ほんわかした雰囲気の、読み終えるとちょっと前向きになれる日常ファンタジーのシリーズ。
何作目かはもうわかりません(汗。

このシリーズ、ピンクの豚のぬいぐるみが活躍する以外は異世界でもないし魔法も出てこないしもちろんアクションもないんですが、ぶたぶたの存在感があまりにも強烈……というか独特なんで、やっぱりファンタジーとしか言いようがありません。

今回はとある地方のグランドホテルを舞台にした連作短編集。


人形の夜~春の物語
柔らかな奇跡~夏の物語
不機嫌なデズデモーナ~秋の物語
ありすの迷宮ホテル~冬の物語
小さき者と大きな空~再び、春の物語

あとがき



見物というか読み所は、いつものとおりぶたぶたに初めてあった時のリアクションと、今回はぶたぶたが演劇をするというところ。
演目はなんとオセロー。
なんの役をするのかは読んで確かめて下さい。
舞台のシーンもきちんとあるのですが、これがまたおもしろくて。
それまでの短篇の登場人物のその後を絡ませつつ、みごとに話をまとめあげてあるのにもすごいなーと思いました。

かるい感じのおはなしなんだけど読後感はしみじみとあたたかいのがこのシリーズの美点ですね。

と、つぎは最新刊かと調べたら、まだ未読の本がありました。
うわ、この本より前に出てるんじゃん……。
どこから読んでも支障のないシリーズでよかった~。

その未読の既刊。
ぶたぶたの食卓 (光文社文庫)
矢崎 存美
4334739059


光文社の最新刊。
ぶたぶたと秘密のアップルパイ (光文社文庫 や 24-5)
矢崎 存美
4334743498

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