『伯爵と妖精 誰がために聖地は夢みる』

伯爵と妖精 誰がために聖地は夢みる (コバルト文庫 た 16-34)
谷 瑞恵
4086011336

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読了。

19世紀のイギリスを舞台にした、妖精博士の女の子と美形タラシ伯爵の恋の行方をえがく、ロマンティックファンタジーシリーズ。十四冊目。


亡き母親へ婚約の報告をするために父親と故郷のスコットランドへ旅立つリディア。そこにリディアの兄だと名乗るブライアンという青年が現れる。かれはオーロラの妖精フィル・チリースの血をひいていてリディアを取り換え子の自分の妹だと言う。母の一族マッキール家は代々妖精との取り換え子を繰り返して妖精の血をとりこんできたらしかった。自分を聖人の花嫁ときめているマッキール家の思惑を思い出して動揺するリディア。遅れてやってきたエドガーは、ブライアンとことごとく対立する。



読み終えたばかりであらすじ要約もままならない自分が哀しいですが、面白かったです。
といってもだんだんエドガーとリディアのラブラブより、悪の(笑)プリンスと聖人の謎のほうに話のメインが移ってきてる気がしないでもないですが。

舞台がヘブリディーズ諸島というだけでなんとなく嬉しい私。
聖域にてめざめるはずのそのかたについて、いろいろと推理を巡らせて楽しんでました。私としては非常にめずらしい……。

状況がせっぱつまってきてリディアが非常に大胆になってますが、エドガーにもそれを楽しむゆとりはなさそうです。これはかなり深刻?

それから、ニコ。
ほんとにかれはここでお別れしちゃうんでしょうか。苦しむリディアの姿を見ていられない、という感情は妖精のものではないと思うのできっと戻ってきてくれると思いたい。
レイヴンのやっとできた友達としても、さよならしちゃうのは哀しいです。
あくまで無表情ですがレイヴンも寂しいのに違いないので。
というか、レイヴンとニコの、なんとなくずれたやりとりを読むのが好きなんですよ、私。

ニコの復活をお祈りしつつ、つづきをお待ちしています。

ところで。
帯の「テレビアニメ化決定!!!」はそれ以上の情報がどこにもなかったので、コメントのしようがありません。

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