『天と地の守り人 第二部』

天と地の守り人 第2部 (2) (偕成社ワンダーランド 33)
上橋 菜穂子 二木 真希子
403540330X

[Amazon]

読了。

緑の香り立つ湿潤な土地から寒冷な厳しい山岳地方まで、土地の風土からひとびとの気質まで織り込んで、人間ドラマと異界の異変をえがく、アジア風異世界ファンタジーシリーズの完結編。その第二部。

『天と地の守り人 第一部』のときもあっというまに読んでしまったけど、こちらはひと息に読み過ぎて興奮冷めやらず、なかなか文章に取りかかることができませんでした。

完全に第一部からのつづきなのでなにを書いてもネタバレになる。
というわけであまりストーリーには触れませんが、いままで独立したエピソードとばかり思っていた既刊のあれやこれやがひとつのなにかに向かって収束してゆく、ゾクゾクするような面白さを味わっております。

今回の話の多くの基盤は、多分二冊目のカンバルを舞台にしたバルサの物語『闇の守り人』だと思う。
例によってあんまりよく覚えてなかったんだけど、読んでいるうちにだんだん話の輪郭が浮かんできました。そういえば、そんなこともあったよなあ、と。

それに、ロタを舞台にした『神の守り人』がらみの人間関係もでてきます。
こちらもバルサ関係ですね。

こうしてみるとチャグムの使命を果たすためにバルサのしがらみをたどってゆく、みたいな話になってるのかもしれないな。

あー、やっぱり最初から読み返したくなってきたー。
文庫化されてる最中だから、いまならすぐにお安く手にはいる。
これはそのうち買ってしまうかも>散財禁止令はどうした。

人間たちの争いとともに異界での異変の正体が判明して、さらに緊迫の度合いが増してきた終盤。
このあとはどうなる~。
とっても気になるのにまだ手元に第三部は届いておりません。
くー。
つづきが読みたいー。
速くやってこーい。

天と地の守り人 第3部 (3) (偕成社ワンダーランド 34)
上橋 菜穂子 二木 真希子
4035403407


女用心棒バルサの過去との決別をえがく、第二部。今回のメイン伏線?
闇の守り人 (新潮文庫 う 18-3)
上橋 菜穂子
4101302731

Comment

Comment Form

管理者にだけ表示を許可する

Trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)