『エマ 10』

エマ 10巻 (BEAM COMIX)
森 薫
4757741782


ヴィクトリア朝のイングランドを舞台にしたシリーズ。
短編集もこれで最終巻。名実共に完結編でした。

じつは私、本編が終わってからはじまった外伝風の短篇が本編よりも面白いなーとか思ってました。いろんなひとのその後が味わい深く描かれてて。

たぶん、本編よりも恋愛要素が少なくて、よりヴィクトリア朝の生活感にあふれていたからだと思いますが。

それと、本編のちょっと唐突な終わり方は初読のときこそ「あれ?」と感じましたが、あれはあれでいいのだと思ってました。

だからいまさらエマさんとぼっちゃんのその後は読まなくてもよかった……ような気がする。

そんなことをいいながら、読んだら読んだでおもいきり楽しんでしまったのですけどね。

つまり、
コリンが相変わらずたよりなくてラブリーv
執事のスティーブンス萌えv
ターシャ、がんばれ!

なのですよ。

とにかく、それぞれのキャラクターがほんとに自然に生きていて、時代と場所に馴染んでいるのがよかったなあと思うシリーズでした。

作者さん、ほんとうにこの時代を愛してらっしゃるんですねえ。

「新しい時代」ではみんな着ている服が微妙に変化していて、あー、ほんとうに時が経ったのねえ……と感慨深かったです。

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