『彩雲国物語 黎明に琥珀はきらめく』

彩雲国物語 黎明に琥珀はきらめく (角川ビーンズ文庫 46-16)
雪乃 紗衣
4044499160

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読了。

官吏として頑張る女の子の中華風異世界ファンタジー。シリーズ……十六冊目?

この巻は久しぶり、メリハリのきいたわかりやすいお話だったかと思います。
いままで思わせぶりに遠回しで書かれてきたものの中心部が、ようやく見えてきた感じ。

そして今回は皇毅様の問いにお話が集約されていたような気がします。


「紅秀麗、お前は官吏と政治家の違いが何かわかるか?」



正論ですねー。
敵にもかれらの正義があることでこの暗闘にも重みが出てきた気が致します。

にしても、いままでも守勢だった王様の陣営はこれでかなり突き崩されることになりましたな。最後の最後で踏みとどまってはいますが、いまもっとも使える駒が秀麗ちゃんということはこれは相当頑張らないと。

ちょっと怪しげになってきた悠舜さんですが、かれが見すえているのは目先のことではなく、これからの国の行く末なのではなかろうか。

ところで、キャラクターの過去話としては初めてご登場なったコウユウくんですが、なんかこういう話、以前にも似たようなのがありませんでしたかね。
身内を殺されたり、殺したりと殺伐とした話が多いのは、それだけ彩雲国が荒れているということをしめしているのだろうか……。うーむ。

話が深刻になっていく中、羽羽様のイラストの愛らしさにひとときのやすらぎがv

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