『魔法使いの娘』3~6

魔法使いの娘 (3) (Wings comics)
那州 雪絵
4403618103


現代日本を舞台にした陰陽師退魔コミック、日常ほのぼのコメディー風味。
三巻から最新刊まで一気に読みました。

あっという間でしたね。なぜかすんごく読みやすかったので。

この話、基本線は育ての父親と娘の、おたがいの距離をさぐる話、のような気がする。
父親が日本一の陰陽師で、社会生活能力がゼロで、やたらと娘を跡継ぎにしたがってて、登場人物たちが陰陽師だったり人間じゃなかったり、ゲストキャラがたいてい霊障を受けている事以外は……

てか、それだから見た目はホラーなんだけどもホラーとしての話はたいしたことないような気もするので。深く考えると怖いけど、私がイヤなのは痛いのなのでこういう話はわりと平気なんですよね。

父親の使役鬼・小弥太のエピソードはちょっとした異変でしたが、かれの再登場にはちと脱力。
これじゃあまるでポケモンじゃん(笑。

他の登場人物たちが過去の父親との関係などに言及したり、初音ちゃんが記憶を父親に封印されていたことが判明したりと、初音ちゃんの過去がこの話にとってけっこう重要な役割を果たしている事がほの見えてきます。

過去が明かされたあとでの初音ちゃんの選択がクライマックスになるのかな~。
なんて、話を読んでいるときにはぜんぜんそんな事考えてないんですが。

初音ちゃん、パワフルだなあ、とか。
テンテンちゃん、かわいいなあとか。
うんうん、子供ってこんなだよねえとか。
若いママさんたちの集まりが妙にリアルだなあ、とか。
初音ちゃん、フツーの女の子はなんの疑問もなく専業主婦にはならないよ、とか。
えー、兵吾ったらじつは初音ちゃんに○○だったのかー、とか。
この話の中で一番楽しいのは、やっぱトモトモだろ、とか。

じつに他愛もない事が頭の中を浮遊しております。

コスプレ陰陽師親子(?)もじつはお気に入り。

那州雪絵のキャラクターってどこかがぬけてるんだよね、基本的に(笑。

退魔物ですがアクションはなく、心理描写が細かいけれど色気はナシ。
でもほのぼの風味で笑えてたのしい。
そんな陰陽師ものが好きな方にオススメです。
……怖いヒトには怖いかもしれないです。

そういえば陰陽師なのになんで魔法使い? と疑問だったのですが、三巻で謎が解けました。


私のパパは
魔法使い

なんでも
できちゃう
魔法使いだったのです




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4403618391

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4403618669

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4403619002

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