光の海 (フラワーコミックス)
小玉 ユキ

「積読山脈造山中の記事」でみかけたのち、本屋で発見したので買ってしまいました。一冊完結というのが魅力だったので。
おお、これは評判通りのおもしろさです。
なぜか人魚が沿岸にフツーに棲息している日本。
絶滅危惧種みたいではあるんだけれど、沿岸の住人達には日常風景と化していて人魚が現れても気にも留めない。
そんな状態でふいに人魚と関わってしまった人たちのワンエピソードが、短篇としてつづられています。
だからゆるいくくりで「人魚シリーズ」と名づけられている模様。
人魚シリーズと聞いて私は高橋留美子のおどろおどろしい伝奇ものを思い浮かべてしまったのですが(←でもかなり好き)、こちらのシリーズはごく穏やかで日常感あふれ、人と人との、あるいは人と人魚の微妙な関係をちょっとした距離を置いて静かに描いている感じ。
たしかにマンガをたくさん読んでる人が好みそうな作風だなと思います。
絵柄もさらりとしていておとなっぽくて、少女マンガっぽくなくて。
生の臨場感がうすれて、出来事が物語に変化していく狭間を見ているような気がしました。
収録作品は以下の通り。
なかでは「水の国の住人」が一番昔話風かな。
作品によって人魚の生息地が違うせいか人魚の人間との関わり方も多種多様で、人間のファッションに憧れるギャルみたいなのがいれば、人間の言葉が話せない川人魚がいたりと、そんなところも日常にいる人魚って感じがして面白いなーと思いました。
小玉 ユキ

「積読山脈造山中の記事」でみかけたのち、本屋で発見したので買ってしまいました。一冊完結というのが魅力だったので。
おお、これは評判通りのおもしろさです。
なぜか人魚が沿岸にフツーに棲息している日本。
絶滅危惧種みたいではあるんだけれど、沿岸の住人達には日常風景と化していて人魚が現れても気にも留めない。
そんな状態でふいに人魚と関わってしまった人たちのワンエピソードが、短篇としてつづられています。
だからゆるいくくりで「人魚シリーズ」と名づけられている模様。
人魚シリーズと聞いて私は高橋留美子のおどろおどろしい伝奇ものを思い浮かべてしまったのですが(←でもかなり好き)、こちらのシリーズはごく穏やかで日常感あふれ、人と人との、あるいは人と人魚の微妙な関係をちょっとした距離を置いて静かに描いている感じ。
たしかにマンガをたくさん読んでる人が好みそうな作風だなと思います。
絵柄もさらりとしていておとなっぽくて、少女マンガっぽくなくて。
生の臨場感がうすれて、出来事が物語に変化していく狭間を見ているような気がしました。
収録作品は以下の通り。
光の海
波の上の月
川面のファミリア
さよならスパンコール
水の国の住人
なかでは「水の国の住人」が一番昔話風かな。
作品によって人魚の生息地が違うせいか人魚の人間との関わり方も多種多様で、人間のファッションに憧れるギャルみたいなのがいれば、人間の言葉が話せない川人魚がいたりと、そんなところも日常にいる人魚って感じがして面白いなーと思いました。
2008/06/09(月) | コミック | トラックバック(0) | コメント(0)





