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『光の精煉師ディオン 旅立ちの朝は君と』

光の精煉師ディオン―旅立ちの朝は君と (角川ビーンズ文庫 54-5)
村田 栞
4044510059

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読了。

少年たちの活躍と成長を描く異世界冒険ファンタジーの開幕編。

力ある石を精煉することによって様々な力を生み出す〈精煉師〉。滅亡したムスベルで発達したそのわざは、いまだに世の権力者たちによって求められている。
戦争で両親を亡くし祖父と山奥で猟師を営むディオンは、飼い犬アッシュの病気を治すためにひそかに精煉の練習を重ねていた。アッシュは父親が精煉によって生み出した犬。祖父は精煉師を毛嫌いし軍人になれと主張するが、ディオンは戦が嫌いだ。そんなある日、ディオンは熊に襲われている少年フェルナンドを助けた。小熊をだっこしようとして母熊に睨まれたというフェルナンドは天然系だったが、ディオンには推測もつかないなにかを背負っているようだった。



男の子たちと若い軍人たちがたのしくじゃれ合っているお話。非BL系。
〈精煉師〉というネーミングにローハンの『ウィンターワールド』っぽい骨太ファンタジーを期待したのは私の大いなる勘違いでした(汗。
そういえば文字も精錬じゃなくて精煉だもんな……。
鍛冶屋が魔法の剣を打つ暗いファンタジーなんてそうそうあるもんじゃないですよね、しかもこれはライトノベルレーベルだし。
とあとで気がつきました。

いつものことですが、勝手に期待するな、自分。

このお話は、設定的には北欧神話とナウシカがまじってるところで軍人キャラでRPGしているような感じです。
なにしろ雰囲気がとてもあかるい。この明るさはラノベを通りこして、児童書のもののように感じます。対象年齢をかなり幅広くとってる気がする。
文章もすごくわかりやすい。描写よりもアクションがめだっていて、テンポがあってすらすらと読めます。
どこか三十分の連続アニメみたいなノリです。

はじめのうち、形容詞に頻繁に現代のものがつかわれるのが非常に気になっていたのですが、この話はこういう話なんだというスタンスがわかってどうでもよくなりました。この世界にラグビーボールがあるのかないのかなんてこと、気にしない気にしない。

それよりも類型的で非常にわかりやすいキャラたちのやりとりを楽しむお話なのだと思われます。
私的には精煉動物のアッシュと超美形で凄腕、なのに動物ぎらいのキース様が楽しいです。
キース、という名前にどうしても別のキャラクターを重ねてみてしまうからよけいに可笑しい。

でも、自腹は今回だけでいいかな。

つづきはこちら。

光の精煉師ディオン初任務は秘密の修業 (角川ビーンズ文庫 54-6)
村田 栞
4044510067


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