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『オペラ・エリーゾ 暗き楽園の設計者』

オペラ・エリーゾ 暗き楽園の設計者 (ビーンズ文庫)
栗原 ちひろ
4044514046

[Amazon]


読了。

病弱の薬師兼剣士カナギ・サンスイと年齢正体不明の美貌詩人ソラ、元暗殺者でいまは魔導師の女の子ミリアンが旅をする、異世界ファンタジーシリーズ、第四巻。

この巻は前巻『オペラ・フィオーレ』から思い切り続いてます。前後編と言ってもよいくらいです。なのでなるべくフィオーレからお読み下さい。

硬質な文章で端正に世界と幻想を物語る。
私がこの作品を好きなのは、それによって脳裏に鮮明な光景が浮かびあがるからなのだ、と思います。

そしてその光景を見るだけでなく感じるためは、キャラクターたちへの思い入れが必要なのかもしれません。

「フィオーレ」を読んでいて登場人物たちへ感じていた距離感がだいぶん縮まってきたように思います。
キャラクター小説なのか世界を描くファンタジーなのか、どっちつかずでちととっつきにくかった。

とくにカナギとミリアン。
詩人さんは謎の中心的存在、魔法の核なので、感情移入する必要を感じないのですが、メインのふたりに素直に思い入れ出来るようになったことが大きい。

それと、詩人さんを追いかけ回す銭形警部もといギスラン・バシュラールさんの周辺もかなり楽しくなってきました。
カナギとソラのツッコミ漫才よりも、光魔法教会の上司と部下コンビ、バシュラールさんとシュナルさんのやりとりに、帝国聖騎士団所属のラングレーがからんでのシーンがとってもおかしいんです。ラングレーは真面目な話をしているのにひらひらと話を逸らしまくるバシュラール、そのバシュラールに冷静な一言をグサグサと刺しまくるシュナルさん。

あー、おかしい。

お話そのものも、黒魔法教会内部の騒乱と秘密結社黒いゆりかごにミリアンの出生の謎がからんで、大変に盛りあがってきました。

面白いです!

つづき、早く借りなくちゃ。
でもまだ予約枠がいっぱいなんですよねえ。
はやく次の本が来ないかなー。

オペラ・ラビリント―光と滅びの迷宮 (角川ビーンズ文庫 56-5)
栗原 ちひろ
4044514054


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