20180120の購入

2018年、最初のリアル書店での戦果はこれでした。

あなたの健康を損なうおそれがあります (Novel 0)
作楽シン マナカッコワライ
4042560717


以上、購入。

以前ネット企画で読んだ短編の長編化作品。
カクヨムさんのコンテストで大賞を受賞されての出版です。
ぱらっと見た限りではかなりのブラッシュアップがされている模様。
読むのが楽しみです。

ところで、出版社は大御所なのですがレーベルが新しくて見つけるのにちと苦労しました。
ラノベっぽい表紙のレーベルが乱立してて、どこに何がおいてあるかさっぱりわからんなあ……というのが昨今のリアル書店売り場でのわたしの感想です。

ごく個人的な2017年ベスト

2018年、あけましておめでとうございます。

遅れましたが、恒例の、2017年に読んだ中から個人的に面白かった&好きな本です。2017年に読んだというだけで、刊行されたのは違う年のものも多いです。というかほとんど違います。順番は適当で意味はありません。

ちなみに2017年に読んだ本はのべ53冊でした。
少なっ。

しかも再読本含むです。読む片端から忘れるのがデフォルトなわたしですが、最近拍車がかかって、何度読んでも初めてみたいに驚けるのに驚きです。アハハ。

そんな感じで母数が少ないので選ぶのもちょっと大変でしたが、これ好きだー、読んでよかったという気持ちが残ってる本は以下の通り。


・小瀬木麻美『レオナール・ヴェイユの香彩ノート』(ポプラ文庫ピュアフル)
 続編も出てます。『レオナール・ヴェイユの優雅な日常』(ポプラ文庫ピュアフル)

 青春バドミントン小説『ラブ・オール・プレー』の作者さんの新シリーズ。香水と美術と料理と、彩り豊かで五感を刺激する、たいそう文化的でおしゃれで、やさしい読後感の残る、ミステリー仕立てのお話でした。
 主役が若い女性で、相手役にミステリアスでやさしい超絶美形(訳アリ)が配されていることからわかるように、たたずまいはキャラ寄りの少女小説ですね。

 たくさんの素材をちりばめつつも、どれも粗末に扱わず、主人公の心の軌跡を縦糸にていねいに編み上げられた物語でした。派手な美形がどれだけ非現実的でも、それがきちんと目の前に地に足を付けて立っていると納得できる設定や描写があって、安心して読めました。
 この、読んでいてきちんと腑に落ちていく感覚、気持ちが良かったです。

 ていうか、こんなに飲み食いしながら日本だけでなく方々歩き回り、なおかつ美術や工芸品を愛でるのに余念がない物語が、他人の人間関係の綾まで描いて、この分量でまとまってるのがすごい。

 最初からシリーズになりそうだなと思ってましたが、続編が出てくれて嬉しいです。
 これからはレオの家族関係も明らかになりそうですね。

(P[こ]4-5)調香師レオナール・ヴェイユの香彩ノート (ポプラ文庫ピュアフル) (P[こ]4-7)調香師レオナール・ヴェイユの優雅な日常 (ポプラ文庫ピュアフル)


・宮部みゆき『あんじゅう 三島屋変調百物語事続』(角川文庫)
 『おそろし 三島屋変調百物語』(角川文庫)

 おととしあたりからまた宮部みゆきを読み出してるんですけど、やっぱりすごいなあ、と思います。
 でも、現代物は今のわたしには重くて痛くてツライ。その点、時代ものだと少し楽になります。同じような題材でも読み手から距離があって、作者が情報量を制限できるせいか、虚構性をより高くしても納得して受け入れられるからかなあ。

 で、この「三島屋変調百物語」シリーズ、最初に読んだのが二作目だったって、読み始めてから気がつく大ボケな読み手でしたが、形式が百物語なので短編連作なことにもあずかって、普通にたいへんに面白く読みました。読み終えてから一作目を読んでも、面白さが目減りするようなこともありませんでした。

 だから、このシリーズは面白いのです。断言。

 とはいえ、まだここまでしか読めてないのですけどね。既刊は四冊。

おそろし 三島屋変調百物語事始 (角川文庫) あんじゅう 三島屋変調百物語事続 (角川文庫)


・富安陽子『天と地の方程式』全三巻(講談社)

 表紙が好きな漫画家さんだったので読んでみたもの。
 中学生が主役の現代ローファンタジーなのですが、これが思わぬ掘り出し物でした。
 それぞれ普通ではない特技のある人物たちが送る中学生活のリアルが楽しくて。
 とんでもないお告げをするのが猿だったり。現実と背中合わせの異界からの脱出行とか、神様の音楽とか、ああ、だめだ、記憶力がへたりすぎててまだ語りたいのに語れるようなことが思い出せない……!

 とにかく、面白かったです。三冊ですっきりまとまってる点も素晴らしいと思います。

天と地の方程式 1 天と地の方程式 2 天と地の方程式 3


・イラナ・C・マイヤー『吟遊詩人の魔法』上下巻(創元推理文庫)

 年末に滑り込みでようやく本格的な異世界ファンタジーを読めました。
 タイトルからしてこれは絶対面白いだろうと思っていたのですが、店頭でカバー絵を見て確信しました。
 読んでみたらやっぱり!

 吟遊詩人が歌の魔法を駆使する話だろうと予想は半分あってて、半分外れでした。
 吟遊詩人はたくさん出てくるけれど、魔法はなかなか詩人と仲良くしてくれないのです。でも、世界のそこかしこに魔法の気配が漂っていて、ふとした瞬間に舞台は異界へと切り替わります。

 陰謀がうずまく話でもあります。黒幕がなかなかあらわれないのでぼんやりとしてますが、主役たちは常に追われる身となります。性差別や家庭内暴力がからんでくるのは、現代風かもしれません。

 辛い逃避行(マジで辛かった)の果てにようやく見つけたあるものが、意外な展開を連れてくるのが興味深かったです。魔法ファンタジーの醍醐味を満喫させていただきました。

吟遊詩人の魔法〈上〉 (創元推理文庫) 吟遊詩人の魔法〈下〉 (創元推理文庫)


その他の印象に残った本。
・多崎礼『血と霧』1,2巻
・ミシェル・ペイヴァー『神々と戦士たち』全三巻
・西條奈加『猫の傀儡』『秋葉原先留 ゆうれい付き』
・初野晴『ひとり吹奏楽部』



ごく個人的な年間ベスト一覧

20171201の購入

買い物に出かけてつい本屋に寄り道しました。

吟遊詩人の魔法〈上〉 (創元推理文庫)
イラナ・C・マイヤー 鍛治 靖子
4488598021

吟遊詩人の魔法〈下〉 (創元推理文庫)
イラナ・C・マイヤー 鍛治 靖子
448859803X


以上、購入。

新刊書コーナーで見かけてつい手が出てしまいました。
タイトルだけでもホイホイされそうなのにこの装画。すごく好みです。

積ん読を消化している最中なのにまたしても増やしてしまいました。ま、いっか。

20171122の購入

リアル書店にて。

ヴィンランド・サガ(20) (アフタヌーンKC)
幸村 誠
4065103622


以上、購入。

発売日に一軒目の書店でゲットできた。久しぶりの出来事でそれだけで感涙。

内容は、しばらく日常が続いたあとの大転換。
主役はトルケルに交代したのってくらい、トルケルがノリノリで大活躍。
このおっさん、いつも思うんだけど、痛覚が働いてない、いやいっそ、痛覚ないのかもしれぬ。見てるこっちの方が痛いんですが。
必然的に殺伐とした戦闘シーンがこれでもかって連続する。でも、明るいんですよね、みんな。
身内同士で殺し合いながら笑ってるって、ヴァイキング、あたまおかしいです。
たぶん、みんな納得してここにいるんだと思う。すべて自己責任で。考え方は刹那的なんだろうけどね。

トルケルの迫力にあやうくトルフィンの存在を忘れそうになりましたが、ちゃんと出てきます。
刹那的にはなれなくなったトルフィンくんは苦悩の連続。
さりげなく赤ちゃんとワンコが楽しかった。

20171101の購入

新刊を求めてふたたびリアル書店へ突撃しました。

(P[こ]4-7)調香師レオナール・ヴェイユの優雅な日常 (ポプラ文庫ピュアフル)
小瀬木 麻美
459115663X


不死探偵事務所 (WINGS NOVEL)
縞田 理理 如月 弘鷹
4403221114


以上、購入。

先日行ったらまだ入荷してなかったのが一冊と、すでに刊行後数ヶ月経ちましたがどうにもリアルでお目にかかれないので仕方なくネット経由でお取り寄せしたのが一冊。

このお取り寄せサービスは以前頻繁に利用していたのですが、歩いていける書店が閉店してしまったのを境に遠ざかっていた物です。
今回はバスで行ける書店を指定しました。もう、それしか最寄り書店はないのです……うう。

ともあれ、読むのが楽しみです。